かばぷりん~ブリリアント・マンゴー味(前編)~

お久しぶりのかばぷりん!
今回は、popipi様、風月様に触発されて、絶賛桃収穫中です。
初夏の味わい…マンゴー!
どうぞお楽しみください。




かば・かば・かば・かば・かばぷりん
かばぷりんったら、かばぷりん
真夏に溢れる Love&Passion
かばぷりん ブリリアント・マンゴー味 
……あなたのハートを頂くわ(Wink)


くりくり踊る小さな天使と悪魔、
真ん中にはピンクのカバと最上キョーコ…。
マンゴーカラーのビキニ、腰から下はパレオを身に纏い、かろうじてその美脚の全貌はさらさずにすんでいる。
お尻を振り振り、実にキュートにセクシーに、楽しい仕上がりとなったそのCM。

軽快な音楽が流れる中、秀麗な美貌をした男は、彼には似合わぬ苦虫を噛み潰したような表情で、深い、深~~いため息をついた。



かばぷりん
~溢れるLove&Passion ブリリアント・マンゴー味(前編)~



GWが明けようとしていたある日の午後、最近売り出し中のタレント、最上キョーコは鼻歌を交えて荷物の整理をしていた。
キョーコの横にはスーツケース。
日焼け止めに、Tシャツに、パッキングされた下着類。
その向こうには、パスポートが見える。

“ピンポーン”

「あ!帰ってきた!はーい!」

キョーコはウキウキしながら、軽い足取りで玄関に向かう。

「お帰りなさい。」
「ただいま、キョーコ。ご機嫌だね?」

キョーコが男に跳びつくと、男はキョーコの細腰を抱き寄せて、“ただいま”のキスを贈る。

「んふ…。今、海外ロケの準備をしてたんです。」

「…………かばぷりんの?」


急に眉間に皺を寄せて、不機嫌になる男。

―――そう、かばぷりん、今は危険な合言葉…なのだ。


「そうです。もう…怒らないって約束したじゃないですか。」
「したよ?したけど、不機嫌になるのは仕方ないね。今だってキョーコがかばぷりんのCMに出るのを熱烈歓迎しているわけじゃない。」
「そんなぁ~」
「だって、初の海外ロケはいいとしても、内容はかばぷりんの撮影。…その浮かれ具合はどうなの?俺にやきもちを焼かせたいわけ?」
「そんな訳ないです。」
「君は既に知名度も上がって、“京子”として売れて来ている。海外ロケで開放的になっているところに声でもかけられたら…気が気じゃないよ。スタッフだって信用できない。」
「はいはーい。心配後無用なのにね…(!)」

ぐぬぬぬぬ…と蓮の中にあらぬ怒りの波動がクツクツと湧き上がるのを、キョーコは瞬時に察知する。

「怒っちゃダメ!約束!約束ですよ~~。敦賀さん!」

はっと我に返るものの、まだ眉間の皺は取れない。

「敦賀…さん?まだ咄嗟に出るの?クオンて呼んでって言ってるのに。」
「だって…私にはその容貌はあくまでも敦賀さんなんですもの~。蓮さんが精一杯。それに、うっかりよそ様で使ってしまいそうで…ごめんなさい。」
「はあ…いいよ、キョーコ。ごめん。我を忘れるところだった。」

ローリィのかばぷりん好きが高じて、LMEタレントの京子をかばぷりんのCMにねじ込んだ社長。スポンサー協力により、かばぷりんの新作がわんさかと届く。(←事務所に…)
既に高級スイーツの域に達したかばぷりんの勢いは留まる所を知らない。
そして、ただ可愛いだけでなく“エロかわ路線”をひたすら突っ走る“かばぷりん企画”
画面にキョーコの色気をふんだんにばら撒いて仕方ないのだ。

それにより、ぐんぐん売り上げを伸ばしたいかばぷりんサイドと、更なる馬の骨量産を阻止したい敦賀蓮の攻防は水面下で激しさを増している。
一応、ローリィの指示により、かばぷりんの撮影コンセプトについては、蓮には一切口出しさせず、干渉も許されないのだが…。



「ねえ、キョーコ。それで、今回はどんな衣装になったの?」

ご飯をいただきながら、心配でたまらない蓮は言葉を発する。

「この前のさくら豆乳プリンの撮影、たいした事ないなんて言いながら、際どいシフォンのワンピースだったでしょ?」
「うむぅ…。今回は…ビキニです。」

「…やっぱり…。」

がっくりと茶碗を持ってうなだれる。

「そんな気はしてた…。」
「だって…、ブリリアント・マンゴー味の撮影地はタヒチですよ?当然ですよね?」


あまりの蓮のがっかり加減にキョーコは若干心配になる。

「あの、予備…というか、見本の水着は頂いていますが、ご覧になります?」

パッと、蓮の顔が上がる。
…が、すぐに叱られた子犬のようにしゅーんとなってしまった。

「やめとく…、」
「蓮さん、そんなにしょげないで下さい。ちょっと、元気が出るマンゴーカラーの水着なんです。イメージを膨らませるために、メーカーさんからプリンも頂いていますから、一足先に夏気分を味わいましょう?ね?」

努めて元気に振る舞うキョーコ。
キョーコに元気付けられて、食後のくつろぎタイムを迎えることにした。

食事を終えて、さっと入浴を済ませたキョーコは水着の上にバスローブを纏い、かばぷりんを持ってリビングに現れた。

トロピカルな雰囲気のパッケージ。
いかにも南国の夏色だ。
そして、キョーコはおもむろにバスローブを広げる。


「じゃーん!!これが今回の水着です!」

元気がない蓮を鼓舞するように、努めて明るく振舞う。

バスローブの下には、ビタミンカラーといっていい、眼にも眩しいマンゴー色の水着。
だが、蓮の予想通り、それはいかにも布面積が少ないタイプで、トップスの三角布なんかどこのグラビアアイドルか?と言いたくなるし、アンダーの脇なんか、うっかりすると紐パンにも見えなくもない。

むっちりとした白い太腿は見るからにおいしそうで、情欲をそそるばかり。
こんなに魅力的な輝く脚なんて誰にも見せたくない。


「どうですか?」

---ぶふぉっっっ!!


くるりと一回転すると、小ぶりで形のよいお尻が半分こぼれそうで、蓮は思わず吹き出してしまった。
そのキュートなお尻を指の隙間からチラみるも、何だかいたたまれない。

「どうですか…って、無理…許可できません。」
「そんなあ~。皆さんに凄く似合うって言われたんですよ?」
「色はね…って、見せたの!?誰に!!?」
「女性スタッフですよ。かばぷりんの広報さんと。」

「…。」

「何枚か衣装があって、本番はもう少し布面積が多いタイプになるそうなんですけど、その…処理の関係で一番際どいものをお借りしたんです…。」
「処理?何の?」
「もう!いいじゃないですか!これで水着披露は終わりです!かばぷりん、食べちゃいますよ?」

いそいそとバスローブを再び着込んだ瞬間、それは起こった。

片腕をむんずと捕まれ、身を翻される。
リビングのセンターテーブルの上に仰向けになった状態で両の腕が固定される。

見上げる先には間違う事なき夜の帝王がご降臨あそばしていた。




後編【限定】に続く・・・)
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いよっ(*゜▽゜ノノ゛☆

待ってましたぁ!!(*≧∀≦*)

嬉しー♡
しかも水着の形が……むふふ(///ω///)♪
三角ビキニに紐パン風とは!
アレに使ったビキニを思わせる感じにしてくださっててニヤニヤしちゃったぁ(//∇//)

そして、後編ではいよいよアレな訳ですねっヾ(≧∀≦*)ノ〃うひょー♪
興奮しすぎてすんまそん♡桃の国から帰ってこられてないpopipiです(*ノω・*)テヘ

わー♡わー♡楽しみすぎるーっ(*゚∀゚人゚∀゚*)♪

Re: いよっ(*゜▽゜ノノ゛☆

>popipi様

お待たせしましたー♡(^0^)/

うふん♡ 
だから触発されちゃって…って、いろいろお願いしたわけですよん。
水着は元々こういう設定でしたけど、運よく?イメージも重なりましての“かばぷりん”と相成りました。

> そして、後編ではいよいよアレな訳ですねっヾ(≧∀≦*)ノ〃うひょー♪
> 興奮しすぎてすんまそん♡桃の国から帰ってこられてないpopipiです(*ノω・*)テヘ

えへ。後編は、勿論アレな訳です。(汗)
でもちょっと今回は控えめかも?かもかも?
桃の国旅行がちょっと長引いちゃって…(///ω///)
桃の収穫祭、ちょっとこれで落ち着く予定です。

5/17公開予定で~す!!
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