魅惑の産婦人科医10

ついにへ○た医 最終回。
ごめんなさい、長かったね。もう少し短い筈だったんだけどな。
再びへ○た医路線です。(いや、元々へん○医か…)







“どうして普通のS○Xをしないの?”

キョーコがそう質問したのは至極最もな話。
なぜなら今まで、一度も普通の行為をしたことが無かったから…



魅惑の産婦人科医 10




「キョーコ…もしかして、怒ってるの?」
「はい、かなり。」
「…」

先ほどから正座して、真っ直ぐに蓮を見据え、今日はかなり突っこんだ質問が多いのは事実。

「今日は蓮兄に聞きたい事があるって言ったでしょ?凄く真剣なのに、聞いてくれないから」
「何で今日はそんな質問ばかりなの?何があったの?」

「だって…」
キョーコは言いにくそうに言葉を濁す。
「蓮兄は本当に素敵なの。でも、私はそうじゃないのにこんなに大事にしてもらえる。それって変でしょ?例えば…例えば体が目当てとか、そんな…こと…でもない限り、蓮兄に相手をしてもらえるわけが無いじゃない。」
「そんなこと!キョーコはとても…」
「いいから黙って聞いて!」

キョーコはいつに無く真剣だ。

「蓮兄…処女が面倒くさいならそう言って欲しいの。蓮兄が普通にしてくれないなら、どこかに捨ててくる。こんな貧相な私でも、街に行けば一人や二人くらい相手にしてくれるでしょ?」

「なッ…!!」

「うん、そうしようと思ったから、さっきそう言ったの。こんなに玩具みたいに扱われるんだったら、蓮兄じゃなくても同じかもしれないと思ったの。」

「おもちゃ…?」

キョーコは不機嫌な様子で更に居住まいを正した。

「キョーコ、玩具だなんて思った事は一度も無いよ。本当に外に行くことは勘弁してくれ」

「いいから聞いてってば。私の容姿はどこから見ても百人並み、体だって貧相で自信も無いのに、更に、その(ゴニョゴニョ…)してもらえないって、やっぱりそれは私のコンプレックスをかなり刺激して…。私は玩具みたいなもので、蓮兄にはやっぱり素敵な大人の女性が…いて…それで…う…」

キョーコの眼から、はらはらと涙が零れ落ちる。

「だからっ…私はして貰えないんだと思って…」
「キョーコ…」
「やめて。…触らないで」

「!?」

「だって、処女は嫌いなんでしょ?そう貴島さんも言ってたじゃない。年下はお断り、年上の女性ばかり相手にしたって」
「そうじゃなくて」
「そうだもん。もし、蓮兄が今も誰か他に相手がいるのなら…」

涙で滲んだ紅茶色の瞳が蓮を見据えた。
その瞬間、蓮の喉元がコクリ…と息をのむ。

(キョーコ、やめてくれ。君のほかに誰がいるって言うんだ?)

「お願いですから、お別れしてください。」

深々と床に手のひらをつけて頭を下げるキョーコの肩が震えている。
蓮は静かに言葉を紡いだ。



「…誤解…だよ。」

頭を下げたままのキョーコに届くだろうか?

「俺は…キョーコしか好きだと思った事が無いんだ…」

ピクリ…と、肩が震える気配がした。

「昔も今も、好きなのはキョーコだけ。欲しいのもキョーコだけ。体は…申し訳ないけどただの性欲処理。酷い男だと思ってくれていい。」

少しだけ、キョーコの頭が上がった気がした。

「キョーコを抱かない…抱けないのは…綺麗過ぎてそのままで愛でたいと言う…俺の…我儘。だから…ああ、もう! 俺、変態なんだって!」

「は…変態?」

パッと顔を上げて見たそのとき、蓮の大きな手で隠れた顔は当然真っ赤で、耳や首まで赤い。

「そう。自覚あるんだよ。キョーコの匂いも肌も勿論アレも、すべてが欲しいくせに、女性器は…綺麗なままで愛でたいんだ。それこそ、写真に収めてでも!」

「へ…しゃ…写真!?何を言って…」




“カチッ…”


何か、スイッチが入った音がした。
気のせいなのか?何だか、ざわざわとキョーコの胸がざわつく。

「そう…君の綺麗な場所の写真を撮って、喜んでるんだよ?俺。」
「う…そ…」

あれだけ真っ赤になっていたはずの蓮の顔はいつのまにか、たちの悪い笑みを浮かべる。
眼鏡の奥でニヤリとキョーコを見つめる瞳は、既に夜の帝王がごとくに、溢れ出る色気を押さえようともしない。

「い…いいいいい…いつ!?いつの間に!??」
「チャンスはたくさんあっただろう。気が付かなかったかい?」

「そ、そそそ…それ…いつか別れたとき…」
「ああ…リベンジポルノ?君を手放す気なんてさらさら無いね。それに、もしそうなったとしても、俺がキョーコのものを、おめおめと他の男に渡すとでも思うの?だけど、ふふ…そう言ってキョーコを繋ぎとめておくのも、また楽しいかな?」

「れ…れれれ…蓮兄?」
「うん、今度見せてあげようね?そうだ…このあとキョーコの要望を叶える際には、勿論撮らせてもらえるよね?記念すべき結合の瞬間はビデオがいいかな、写真がいいかな。どっちがいい?」

まさか…まさか、まさか…
禁断のプライベートルームには絶対足を踏み入れてはいけない…
己の直感を信じたキョーコの脳がサーッと冷える。

「さあ、しようか。名残惜しいけど、そろそろ俺も限界。ああ、凄く嬉しいよ…。綺麗に撮ってあげるからね?」

シャツのボタンを一つ一つゆっくりと外し、滑らかな胸筋を見せびらかすように、キョーコの元へにじり寄る。



「へ……へ…へへへ…」

眼鏡をついと押し上げた美麗な顔が、さも嬉しげに妖しく微笑む。

「へ…その次は?」

待ってましたとばかりにニヤリと意地悪く口角を上げる蓮。

ああ、もうこの男には敵う気がしない。




「蓮兄の…へんた~~~医!!!」






(完)





ふぅ~~~!
最後はやっぱりへ○た医ですよね。
失神中に…おお~怖い。
こんな蓮さんに捕まったキョコさんは、幸せなんでしょうか…?

とっても恥ずかしい内容でしたが、書いてるかばぷー、非常に楽しかったです。
皆様、楽しんでいただけましたか?


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コメント

祝★へんた~っ医♪
完結おめでとうございますーっ(//∇//)
やっとゆっくり読みに来れたーっ!

素晴らしいへんた医っプリに拍手喝采!爆笑が止まらないーっ(*≧∀≦*)ウヒャヒャー!

もーちょっと産婦人科医らしい医学的な理由でもあるのかと思ったら、ホラ乳腺の時みたいに。
そしたらただの変態だったっΣ( ̄ロ ̄lll)

最後のキョーコちゃんの叫びで綺麗に纏まってなんて清々しい後味!!(*´∇`*)

よーやく読めたので、ソロソロ自分ちのへんた医サンも動かさなくっちゃー(笑)
この勢いでかばぷーしゃんのお話全部読みきっちゃいたいけど、そうしちゃうときっと私このまま読み専に戻っちゃうと思うのでまたジワジワと拍手後残しつつお邪魔すると思いまーす♡遅読でゴメンナサイ(。-人-。)

ひとまずへんた医サンお疲れ様でしたー(*^_^*)♪
Re: 祝★へんた~っ医♪
終わったデス~~♪♪

> 最後のキョーコちゃんの叫びで綺麗に纏まってなんて清々しい後味!!(*´∇`*)
> ひとまずへんた医サンお疲れ様でしたー(*^_^*)♪

ありがとうございます!!

ホント?
清々しい?
は~、良かったぁ。

ねっちこいままの流れからどうやったらさっぱりと、ちょいとお笑い傾向に持っていけるかどうか、ちっとばかり悩んじゃいました。

かばぷーはお笑いは苦手です。(天然ぶりは相当ですけどね~)
狙うと滑るタイプ。昔から!

楽しい蓮兄になってたら嬉しいな。

次は楽しみにしておりやすぜ?

  • 2016-07-27│19:24 |
  • かばぷー URL│
  • [edit]

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