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恋する男の10か条(前篇)

しばらく前に書いたもので、ちょっとまとまりが悪くて放置しておりました。
どうかなあと思うんですけど、修正かけてとりあえずUP 
Beachに行こう!の後、本誌設定でご覧下さい。






恋する男の10か条【前篇】



本日、超人気俳優の敦賀蓮さんと、最上キョーコさんのお出かけの日。

ひょんな事から、公開デートと相成りました。

ところが、こと恋愛に関しては斜め上を行く最上キョーコさんは、敦賀蓮さんへの恋心を自覚してはいても、絶対に敦賀蓮さんが自分を好きだなどという状況は理解できぬまま、今日の日を迎えておりました。

お話はある日のラブミー部室にさかのぼります。





「ねぇ、アンタいったいいつになったら敦賀さんの気持ちを受け入れてあげるのよ。」
「だって、モー子さん…、敦賀さんは“きょうこちゃん”が好きなのであって、決して最上キョーコじゃないの。」
「だーからっ!何でそうなるのよ!いつも言ってるでしょ!敦賀さんのあの駄々漏れの独占欲!アンタにだけ発動するの!」
「そうなんですよねえ、はじめ琴南さんの言ってることも半信半疑だったんですけど、やっぱりどう見ても敦賀さんの意中の人は、キョーコさんだけなんですよね~。」
「天宮さんまで、眼、おかしいですよ?」
「もー!!いい加減にしなさい。あの男のいじましいまでの接触に気付かないアンタのほうが、眼が悪いでしょー!」
「ひどっ!親友にそんなこというなんてぇ~~(めそめそ…)」
「じゃあ、キョーコさん、聞きますけど、もし…もしもですよ?敦賀さんからデートとか申し込まれちゃったら、どうします?」

一瞬、キョーコが固まる。

「デ、デデデデ、デート!?デートなんてっ!ああああ…ありえないでしょ?」
「だから、もしもって言ってるじゃないですか?」
「そうね。そういう状況も有り得るわね。」
「ない、ない、ない、ない!絶対にない!恐れ多くて、デートなんてできない!」

奏江がうっすらと笑う。

「ふう…ん。まさか、アンタが拒否るの?沖縄まで一緒に行ったくせに?」
「う…!」
「そうですよね。事務所の先輩である敦賀さんのお誘いを断ることなんて、キョーコさんにはできそうにありませんよね?」
「ううッ…!」
「当然じゃない?そうなったらアンタの恐れおののく大魔王とやらが降臨するんでしょ?」
「むうううッ…!」

キョーコは唇をウメボシにして、指先をいじいじといじりだす。

「だって…」
「だってじゃない。」
「でも…」
「でもじゃないですよ?」

「・・・・そうなったら、ちゃんと行くもん…」

奏江と千織が見合わせる。

「はい、決まりー!ああ良かった。じゃあ、明日の仕事はアンタで決まりよ」
「ほへ?」
「本当に良かったですよね?ご指名ですからね。」
「な…なんの?」

「「敦賀さんと公開デート!!」」

「はあっ!?」

「ああ良かった、良かった。社さんもほっとするわ」
「本当にお役に立ててよかったです」
「そういう企画よ企画!仕事!社長経由でアンタに指名が来てるのに、何であたしたちが談取りしてるのか良く分からないんだけど、勿論受けるって言ったんだから、言質は取ったわよ。じゃ、明日送れないようにね。ネズミー・シー。」

「ネ…ネズミー・シー…」
「あ!キョーコ、さっきあたしたちが言ったこと、復習してよく理解しておきなさいよ!」
「え?」
「恋する男の10カ条!!」

「「じゃあね。」」

そういって、やいのやいのとラブミー部室を後にした二人だった。



(後篇に続く)
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