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Beachに行った?Ver.奏江

Beachに行こう!の続編というか、何というか…。
思いつきです!




Beachに行った? Ver.奏江




「モー子さぁん!お土産~~~!!」

嬉々としてラブミー部の部室でバッグから袋を取り出す最上キョーコ。

「はい!シーサーストラップ!」

「………な…何?沖縄?」
「うん!ちょっと行って来たの~」
「ちょっと?仕事で?」

「!?(ふぐっ…!)や…それ、は…」

(何?まさかバカンス?アノ男と一緒…だったとか?)

始めの調子とは打って変わって、急にしどろもどろになるキョーコ。

「なに?敦賀さんと一緒だったんじゃないの?」
「!*※△×~~!!」

(図星ね。ふ~ん…はっきり行動にでるなんて珍しい。)

「まあ、楽しかったみたいで良かったじゃない。ありがと、貰っとくわ」

奏江は一昨日の午後、偶然一人でいる社を見かけたのだった。
キョーコと別れて仕事に行ってから数時間後のこと。事務所に戻ると、LME一の忙しい俳優を担当する社が、のんびりと俳優セクションで松島主任と話しこんでいたのだ。
珍しい事もあるわねと思って、その表情を思い出す。

『じゃあ、今日の仕事の振り替えは、上手くいったのか?』
『ええ、雑誌の取材とスチール撮影だけだったので、明後日にずらせました。丁度同じ出版社の打ち合わせがあるので、そっちに30分ほど融通を利かせてもらって、明日の午後一で入っていた予定も何とか…』
『そうか…ドラマの端境期でラッキーだったな、影響が出ないんだったらよかった。しかし…社長が喜びそうなネタか?』
『俺の口からはいくら松島主任にだって言えませんよ。殺される…』
『何だ?蓮みたいな奴に殺しはできんだろうさ…』

その時の社さんの、あのなんとも言い難い、気まずそうな顔を思い出すと気の毒になる。

(まあ、ね。取り立てて、キョーコに変わった様子がないから、紳士のままで楽しく遊んでくれたんでしょうよ。おお、怖…。社さんにあんな顔させるなんて、敦賀さんってやっぱり只者じゃないのね…)

既に奏江の中では、あの男のキョーコに対する度重なる爆弾投下は認定済み。地雷も爆弾も鉄壁の鎧で跳ねつける?いや、すべて不発弾にする親友を見ていたら、気の毒で仕方ない。この最強鈍感乙女な親友をどうにかしたいと思う恋心を分かってやれなくもない段階に来た。

ほくほくと、いや、嬉々として綺麗な海を思い出して、頬を染めながら報告するキョーコに、奏江は微笑んだ。



(終わり)

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