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20XX 1

5000拍手記念リクエスト 第6弾!!!

harunatsu7711さまのリクエスト
蓮のボディーガードとなって、あるときは盾に、またあるときは矛になるキョーコ。蓮もキョーコなみに攻守できます。二人の間には、守られる人、守る人、以上の関係があるようなないような…。東京クレイジーパラダイス的なものを蓮キョで。

というリクエストを頂きました。

これが難問。
実は私、クレパラを読んだ事がありません。はい…Σ(´Д`*)
ですので、ネット情報だけを頼りに頭を絞りまくって出来ました。

完全パラレル!完全クレパラ無視!?完全に蓮キョで暴挙!!!
な作品と相成りました。
本当にごめんなさい。全4話でお届けいたします。

では、どうぞ~~

↓ ↓ ↓




20XX年 巨大犯罪都市、東京――

力で力を制圧する時代が幕を開け、治安維持のための警察組織は崩壊し、暴.力団同士の抗争は激化
関東広域暴.力団の最大派閥である九竜組4代目 若き組長の名前は敦賀蓮という

その男の命を守るべく、一人の女が立ち上がった。



20XX 1




「はあぁ~あ、何で暴.力団のボディーガード…」
「やかましい!キョーコ。俺様が選んできた仕事にけちつけるんじゃねぇ!」
「うっさいな!このバカショーが!!はんっ!元はと言えば、あんたに振られた仕事じゃないのさ。私が何であんたの尻拭いをするのよ?」
「じゃかあしい!キョーコの分際で、生意気な口ききやがって。九竜組がボディガードが欲しいって破格の値段で言ってきてるんだから、仕方ねーだろう?」
「だったらあんたがしなさいよ。私は関係ない!こいつらなんて、大っ嫌いなんだから!」

関東随一の組織力を誇る九竜組の大きな門前で、ぎゃあぎゃあと大騒ぎする二人。
チャイムを押す・押さないでただ単にもめている。
背の高い男と、見た目小柄な男。
二人の男は恐れも知らず、言い合いを続けた。

「こんの…バカショー!!大体、組が嫌いって知っててこの仕事回したな!相変わらず悪趣味な奴」
「はぁ?俺が何も考えてないって言いたいのか!?キョーコのくせに、文句ばっかりつけるんじゃねえ!割が良い仕事だって言ってるじゃねえかよ」
「あんたに借金の心配なんかして欲しくないわね。自分で何とかするわよ!」
「おまっ…女言葉じゃ飽き足らず、態度まで女に戻ってんじゃねーよ!気持ち悪ぃ」
「むきーっ!!戻って何が悪いのよ!あんたいっぺん東京湾に沈めてあげましょうか!?」

「…うるさい…」

二人は、よく響く低い声にはっと振り向いた。

そこには大きなリムジンが横付けされ、あからさまな防弾ガラスが下げられていた。

「よく喋る口だな。入るのか?入らないのか?入らないならどこかに行ってくれ」

そういい置いた直後に、バラバラと人が集まり、あっという間に捕獲された。
大門は開き、リムジンはスーッと中へ滑り込んだ。





「こちらが、関東九竜組 4代目組長、敦賀蓮様です」

眼鏡をかけたおおよそヤクザには見えない知的男子が紹介する。

「さて…君たち、ボディガード紹介所から来たみたいだが…二人…?俺が募集をかけたのは一人なんだが…」
「何だよケチくせぇ…二人ぶんくれぇ、雇えないのか?九竜組ともあろうもんがよ!」

すうっと眼鏡の男の周りの空気が冷え、一瞬でブリザードが発せられる。

「やかましい…お前は礼儀も躾けて貰っていないのか?」
「うぐっ…!」
「しばらく黙っていられそうだな。ほほう…、そっちの小さいの…肝が据わっているようだな。名前はなんていう?」

眼鏡の男はブリザードを発しながら、キョーコに問いかけた。

「最上…」
「最上…蓮様、いかがなさいます?こっちの、キャンキャン煩い駄犬と、小さいが肝の据わったのと…私は駄犬とは仕事を一緒にしたくはないです。」

蓮様と呼ばれた男は、一人用のソファーでやたらと長い足を組み、頬杖をついてその様子を見ていた。

「社…お前の目は節穴か?どっちも駄犬だ。」

その言葉にはっと目を見開いたキョーコは、まくし立てた。

「駄犬かどうかは、雇ってみないと分からないだろう!」

その覇気に、蓮と社と呼ばれた男は目を見張った。
やがて、二人の口元がニヤリと歪む。

「ほう…お手並み拝見…といこうか?じゃあまず手始めに、二人で勝負してもらおうか?」

「「なッ…!?勝負?」」

「そう、勝負…仮にも蓮様のボディガードを依頼するんだ。相当の腕がないと勤まらない。だから、二人で戦って見せろ。」

その言葉に、キョーコの口元がニヤリ…とした瞬間を、蓮と社は見逃さなかった。

「さあ、始めようか?バカショー。あんたをコテンパンにしてやれる日がまた来るなんてね…」

キョーコがパキパキと指の関節を鳴らしながら意気揚々と話し始めた。

「何だよ、キョーコ、お前いやじゃなかったのかよ?」
「いやに決まってるでしょう?だけどね、ショータロー、あんたをボコボコにできるなら、別にどこでも、理由だって何でもいいのよ。」
「糞が…」
「あんたもね。」

ショータローは、チッと舌打ちをした。
そのやり取りを見て、蓮はにやりと笑った。

「既に勝負はついていたようだな。キョーコ…といったか。お前に任せる」
「はぁ?二人じゃねぇんかよ!?」
「ないね。欲しいのは一人だ」

そう言って、蓮はその場から席を立った。
背の高さを自負するショータローにあっても、更に見上げるほどの大きな男。
こんな威圧感のある大柄な組長に、ボディーガードなど必要なものか?

「ショータローとやら、どういう経緯でお前がここに来たのかは知らん。だが、覚えておけ、勝負する気のないやつは必要ない。来い、キョーコ」

そう言ってショータローをその場に残し、蓮はキョーコと社を伴って、部屋を後にした。





「…さて最上君」
「何よ…」
「何よ…じゃないね。俺は社、社倖一といいます。勿論蓮様のボディーガード兼執事。この屋敷と蓮様の一切のお世話を取り仕切っている。」
「・・・・・・」
「多分、紹介所からは君と、彼…不破君、だっけ?二人のうちどちらかが派遣されるだろうと思ってたから、先に調べさせていただいた。」
「なッ…!?」
「うん、申し訳ないね。えー…最上キョーコ君、性別の登録は…男…か。養成所では君のほうが主席。射撃も武術も既に師範級、彼は…君には勝てないみたいだね。けれど、君は前回の就職先ではうまく行っていない…か。こんな情報も、こっちには必要なことだ。それと、君の事情も大体把握している。ボディーガードは、君にとって悪くはない条件だと思うけど、どうだい?」

…そう。キョーコには身寄りがない。お人よしな両親が莫大な借金を抱えて他界した。
それも組同士の抗争に巻き込まれて…だ。だからキョーコは死ぬほどこいつらが嫌いだ。
その借金の返済のために、ショータローがこの派遣先を譲ってくれた形になるのだろう。だが、今の口ぶりは何だ?始めからキョーコが来る事を予測していたような口ぶりだ。

怪訝に思い社を見ていると、やはり組織の人間らしからぬ柔和な笑みを浮かべて、キョーコに告げた。

「そう、君がよかったんだよ。うちとしてはね…」

意味深な言葉を告げると、社は曖昧に笑った。

「最上キョーコ君、君はこれから屋敷では京(けい)と名乗りなさい。言葉使いもできるだけ男性言葉にしてくれ。見た目は現在の男性の風貌が適する。つまり…女性ということを伏せてもらう。いいね?」


(2に続く)
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Comment

えぇ〰
え〰すごーい、ほんとにすごーい(;゚Д゚)かばぷー様ったら、リクエストされたとはいえ、こういうのも書けちゃうんだ!!マジすげぇス(*゜д゜*)

私も、クレパラ読んだことなくて、ネット情報レベルなんですけど、とはいえ、ほんとかばぷー様、尊敬しちゃう( ☆∀☆)

あーんっ!この先どうなるんや〰(〃∇〃)なんか裏にも色々ありそうだしー(〃∇〃)蓮さんて、若頭が合いますしねー(*´∀`*)

「京(けい)」って、いいですね!キョーコがもし男の子だったら、強くて賢くて綺麗な、そんな名前に似合う男性になってそう(*´ω`*)
  • 2016-09-25│16:33 |
  • ぽてとたべたい&ぽてとあげたい URL│
  • [edit]
Re: えぇ〰
> ぽてとたべたい&ぽてとあげたい さま

情報なくて、もう大変~~。
ネット情報から半ば開き直って妄想したものにつき、クレパラファンの方には大変申し訳ないものと成り果てている筈…本当に申し訳ないほどドキドキしています。(期待はずれな気が満々なので)
スライディング土下座!!!(泣)

これでも大丈夫って完全蓮キョ変換してくださると大丈夫かもかも?

いや~本当に勉強不足ですみません。
古本屋(ブック○フ・古○市場)などには無くて、ひやひやでした。
世界観があっているかどうかさえ不明な作品ですが、お楽しみいただけると嬉しいです。



  • 2016-09-25│18:50 |
  • かばぷー URL│
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