ただひたすらに愛でる 現在

こんばんは かばぷーです

予約投稿…便利ですね。現在おそらくネズミーランド内にいると思います。(予定では確実にいます。)
では、お楽しみくださいませ。








ただひたすらに愛でる 現在




「ただいま、キョーコちゃんいる?」
「お帰りなさい、コーン」

「ふはぁ…流石に今日は疲れたよ」
「あっ!!ちょっとコーン!つまみ食いなんてやめて~、手を洗ってきて頂戴!!」
「お~、怖い。いいじゃないちょっと位、母さんの料理と比べたら滅茶苦茶美味しいんだから」
「う…ありがとう、それは嬉しいです」
「ね、ウィッグ…もう外していい?」
「うん、いいよ?」

退院してから5日経った。
社長の言うとおり、何本か予定されていたCMなどの撮影はわずかに1日の猶予を与えられただけで行われた。

社さんが準備してくれた敦賀さんに関する資料を退院直後に読みこなし、“敦賀蓮”になりきっているコーン。ただ、黒髪に染めているのは自分自身が保てないと髪色を元に戻し、ミューズ様が準備してくれたと言うウィッグをかぶって仕事に出ている。勿論ミューズ様はLMEからの派遣スタイリストとして暫くは同行している。
何故私が金髪姿をすんなり受け入れているかと言うと、勿論反対するような権限も無い上に、その…現在の敦賀さんの姿だといろいろ不都合があるわけで…いや、心臓に悪いことこの上ない中身年齢14歳の少年コーンは、スキンシップが割りと好きらしくて困っているからだ。

「は~…生き返る。敦賀蓮の演技をするのは楽しいんだけど、蓮は…どれだけ人畜無害な振りをしてるの?」
「や…敦賀さんは凄く紳士なの!!似非紳士な時もあるけど、芸能界では春の日差しのような…って言われるほどなんだから!」
「うわぁ~…しかもかなりストイックな生活してたって…俺、無理だな。」
「何言ってるのよ、コーンが1年後にその“敦賀蓮”になる事を決めたんでしょ?」
「らしいね、一体何があったんだろ?」
「知らないわよ、そんなの」

そう、これは社長に伏せておいてくれと言われたこと。
15の歳に自分がアメリカから日本に連れてきたのは、壊れていくコーンを助けるためだと…
じゃあ、今は社長さんが言う『敦賀さんが嫌いなアイツ』の段階ではないという事であり、坊に告げた『大切な人は作れない』と思う段階でもないという事。
何があったか…なんて、知りたくてもおいそれとは口に出す事なんて出来はしない。

「キョーコちゃん、何考えてるの?」
「あ、何でもない。コーン、ご飯食べよう」
「ん、いただきます。おいしそうだね」

こうやって御飯を食べるコーンの姿は金髪碧眼な敦賀さんだけど、やはり中身は14歳の少年コーン…

「残しちゃいけませんよ?」
「ちえっ…母さんと同じこというんだから…」
「お姉さん、またはキョーコさんと呼びなさい」
「えー…、名前でいいじゃん」
「だっ…ダメ!それだけはダメ!」
「キョーコちゃんのけち…」

プリッとむくれながらでも、おいしそうに食べてくれるコーンを可愛いと思っていた。






「ねえ、コーン?」
「なあに?キョーコちゃん」
「あの…ね、どうしてコーンはここにいるのかな?」
「え?当たり前でしょ?キョーコちゃんの匂いが一番いい匂いだと思うから」

食事終わりにはちゃんと食器の片付けも手伝ってくれるのは、敦賀さんと同じ。
美味しいカフェオレを嬉しそうに入れてくれるのも敦賀さんと同じ。

確かに先生の言うとおり出来すぎな美少年…まあ、ビジュアルは既に大きなコーンなんだけど、これを14歳当時にさらりと出来たなら、かなり上出来だと思う。

唯一、敦賀さんと違うのは…………密着度
ソファーに座る時に適度な距離感を保っていた敦賀さんと違い、手を握り、私を抱きしめるように座る。

「変なんだよね…俺、今までならこれほど積極的でもなかったと思うんだけど、キョーコちゃんは抱きしめたくなるんだ。ねぇ、本当に蓮は君と何もなかったの?」
「何もないに決まってるでしょ!(えーと…グァムではキスされたけど)」

「ソレがおかしいんだよね…俺、キョーコちゃんの事、愛してるのに。絶対、蓮もキョーコちゃんのことを好きだと思うんだけど?」
「なッ…!!何て大それたことを!」
(またもや、ビジュアル敦賀さんで愛してるとか破壊力ありすぎだから!!)
「敦賀さんは最上キョーコは事務所の後輩として扱ってくださってました!!それ以前は細胞の隅から隅まで私のことが嫌いだと思ってらしたの!」

「だから…それが変なんだって。俺がキョーコちゃんのことが嫌いだったなんて有り得ないから。それに、そんな風に言うけど、キョーコちゃんは蓮に抱かれたいとか思った事ないの?」
「んなッ…ないに決まってるでしょ!?私は敦賀教の信者!!崇拝してたの!」

「本当に?一度も…?いい大人なのに?」

私はなんだか確信を衝かれたような気がして、何も答えられなかった。

「この…エロくそガキ~~~!!!破廉恥よ!!」
「ハレンチ?…はれんち…(ぽち・ぽち・ぽち…) 破廉恥…あ、そういうこと」
「調べなくていいの!」
「え~、調べるでしょ?普通は…(ちゅ)…怒らないでよ。」

密着したままそんなアホな会話を繰り広げ、コーンは頻繁に軽いキスをする。
いわゆるバードキス
これもお世話を始めてから毎日の事で、初めはうろたえて右往左往してしまったけれど、3日も経てば慣れて来たといえるかもしれない。

「キョーコちゃん、真っ赤になって可愛い…(ちゅ)」

ほぅ~らね、やっぱり…似非紳士で、夜の帝王なスケコマシはこんな年齢から始まってたんじゃないの…しかも14歳なのに、もしかしなくても、既に経験済みっぽい。流石アメリカ人というべきなの?

「もっとちゃんとしたキスがしたいな…」

へーへー、左様でございますか。大方コーンはキスにも慣れてるんでしょうよ。
すみませんでしたね、雪花のときと変わらず経験が浅くて!コーンてばこんな低年齢の時から経験をつんで百戦錬磨のようですから!!教えてあげようか?のくだりが思い出されます!!!

…って

………へ?


思考の真っ只中で突然に奪われた唇
抱きしめられているせいで身動きが取れない。

でも…嫌じゃない…
寧ろ、気持ちよくて…

「キョーコちゃん…愛してる…」
「コー………」

言いかけても、言葉にはならなかった。
口の中に何かぬるっと入ってきたけど、追い出すことなんか出来なくて次第に頭の中がふわふわっとし始めてきたから。

息が苦しくて、息継ぎをしようと口を開ければ、更にふわふわが増している感じがする。

「ごめん、キョーコちゃん…好きすぎて止まらない…」
「コーン…」

お願いだから、敦賀さんの顔でそんな事言わないで…
勘違いしすぎて、墓の中まで持って行こうと決めた想いが揺らぐから

けれど…

可愛い…とか
素敵だ…とか
好きだ…とか
愛してる…とか

有り得ない頻度でコーンの口から飛び出る言葉の数々はまるで敦賀さんから言われているような錯覚をおこして、その口付けは次第に私から思考判断力だけでなく、抵抗する気力さえ奪っていった





(続く)




むふふふ…糖分補給、出来てますか?
今回のタイトルは現在(いま)と読みます。

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コメント

Re: パスワード到着ご報告
> スキップ○○○大好きデス★ さま

Dr.学習能力の発動しない蓮さんは、本当に正直ですね。
(中身は14歳の半分子どもですから~)
でも、ちょっとだけオ・ト・ナなんですのよ。本当におませなエロガキです。
  • 2017-04-25│19:49 |
  • かばぷー URL│
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