続・幸せの定義 (1)

キョーコちゃん ハッピー☆バースデーです

リク魔人さまにドボンで捧げた『幸せの定義』の続編。
幸せの定義
流れ星~続・幸せの定義~
ローリィの思いやり
に続くお話となっております。

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『リク魔人の妄想宝物庫:魔人ブログ3周年&4周年連続手抜き記念企画お披露目会場』




今回は、キョコ誕も兼ねていますので、シリーズ終わりとなりますが、文章が長く、長~くなってしまいました。
こんなラッキーなチャンスは滅多にないですね~。書いていて、楽しかったです!!
連続アップの予定です、どうぞお付き合いください。

続・幸せの定義 (1) 



ハッピー☆グレイトフル☆パーティー
~ようこそ、お世話になった皆様へ感謝をこめて~


☆ ☆ ☆ ☆ ☆


最上キョーコと宝田マリアは今年もローリィの迎賓館を借りて、イベントを開催することにしていた。
次々に訪れる賓客。
忙しく動くキョーコとマリア。
今年も盛大なイベントとなり、今年お世話になった皆さんと嬉しい時間を過ごしていく。
今年は、キョーコは裏方を早めに切り上げ、会場で接客にいそしんでいた。

「モー子さぁぁぁあん!うれしーい!来てくれてありがとう。」

「はいはい、今年はうますぎる料理には手をつけないわよ?」

「え~?一生懸命作ったのに!」

琴南奏江はいつもと同じように見えるキョーコの様子に少し違和感を感じていた。

(…ん?こんなものかな?こんなものだと…思うけど、何か変じゃない?)

違和感を感じてはいるが、それほどでもない。きっとこの娘のことだから、敦賀さんがらみなんだろうけど…と、自己完結した。

忙しい時間はあっという間に過ぎていき、もうすぐ12時となる。
25日はキョーコの誕生日だ。
1年前の今日、キョーコにとってそれはクリスマスと同じ日ではなく、自分自身にぽっかり開いた穴を埋めることが出来た日だった。

荘厳な鐘の音とともに、キョーコの誕生日を祝うファンファーレが鳴り響く。

「お姉様、お誕生日おめでとうございます。」

「ありがとう。マリアちゃん」

「おめでとう、キョーコ。」

「ありがとう、モー子さん。」

「はい、これ、誕生日のプレゼント。去年喜んでくれたから、コスメキット別バージョンで。」

「うっわぁぁっぁぁぁ!きれい!嬉しい!ありがとうモー子さぁぁぁん!」
(ふ…今年も勝った!)

キョーコの踊り狂う表現に気をよくしながら、ふと、あることに気付いた。

「ねえ、ところでアンタ、敦賀さんはどうしたのよ?」

「えーっとね…。」

キョーコが歯切れ悪くもごもごしていると、バースデー・ソングとともに、執事がワゴンを押してやってきた。

「敦賀様より最上様にお届け物でございます。」

「え…?あ!ありがとうございます。」

ワゴンに乗せられているのは一抱えの箱と一本のサーモンピンクのバラ。

「今年はお仕事で来れないそうなの。でも、準備してくれてたなんて…。」
うっすらとキョーコが頬を染めた。

(そりゃそうでしょうよ…。悔しいったら…。何?敦賀さんが来ないから無理やり明るくしてたの?)

差し出されたバラを見つめてほにゃらりん…と頬染めるキョーコを見ていたら、奏江はなんだか無性に腹が立ってきた。

(いい加減まだるっこしいアピールばかりしてないで、さっさと告白でも何でもすればいいんだわ。)

去年の意思表示という名の伝説に絡めた宝石爆弾といい、不参加にもかかわらず、アピールさながらに贈られてくるプレゼントといい、一目瞭然ともいえる好き好きアピールを目にしてきた奏江には、気付かないキョーコも、煮え切らない蓮も、まだるっこくて仕方ない。

「で?今年のプレゼントはなんなのよ?」

「なんだろう?」

本人がその場にいないのに開けるのは気が引けるのだろう。
キョーコが躊躇っている。

「メッセージカードか何かあるんじゃないの?」

「最上様にお手紙もお渡しするよう承っております。」

すかさず執事がポケットから封筒を出した。

「あ、ありがとうございます。」

それはいかにもキョーコ好みの、バラの透かしが入っている封筒。
王室が使うような蝋の封がしてあり、ペーパーナイフと共に差し出され、緊張しながら開いていく。

カサ・・・。



『Happy Birthday 最上さん 
ドレスがないと困っていたので準備しました。
出来ればプレゼントを身に付けてきてください。
25日のパーティーを楽しみにしています。 敦賀蓮』



(なに?なに?なに?パーティードレス?まったくそんな気障なこと…。さすが敦賀蓮よね。しかも、ドレスを贈るって、キョーコは意味分かって…!?)

隣を見ると、見るも無残にまっかっかに震えるキョーコの姿

(……る…みたいね。ドレスを贈る意味が…。なんて罪作りな男。)


そんなやり取りをしていると、キョーコの誕生日に是非ともお近づきになろうと、群がり始めていた男性たちがいた。
奏江はそれに気付くと、主に若手俳優陣に聞こえるように呟いた。


「ふ~ん、キョーコは明日『愛やら恋やら男やら』の打ち上げパーティーがあるんだ?それに着て来なさいってことよね。それなら、ちゃんと着て行ってあげなさいよ。つ・る・がさんがア・ン・タに選んだ服!」

(ホント、罪作りな上に欲深い男。絶っっ対こういう場面を予想して贈ってるわよね。最近キョーコが無自覚に周囲を煽ってるの知ってたんだわ。こんな形で牽制するなんて。しかも、それに乗っちゃう私って…。)

「いいなあ、お姉様。蓮様からお洋服をいただけるなんて。あら、お姉様、お顔が赤いわ!!きっとお熱でもあるのね。明日に障ると大変よ!さっ!今日はもうお開きよ!」

「マ、マリアちゃん?いきなりどうしたの?」

「ここは、おじい様とマリアにお任せね。では、お姉様ごきげんよう。」

「あら本当ね!顔が赤いわ。さ、キョーコ行くわよ!明日ドレス着て出るんでしょ?風邪は早く治しなさいよ。じゃあね、マリアちゃん!」

「ええぇ?モー子さん?」

「最上様、明日は私がお迎えに上がります。では、最上様、琴南様、お送りしましょう。」

「セ、セバスチャンさんまで!?」

奏江とマリアはアイコンタクトをして、キョーコを促す。
にっこりとマリアに送り出され、そして奏江にもさっさと連れ出され、キョーコは迎賓館を後にした。




(2)に続きます
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コメント

続・幸せの定義
引き続き、魔人温泉への御滞在有り難うございます!

華麗なるおかわりドボンは、キョコ誕までカバーとは豪華ですね。

沢山並んだ御馳走に魔人、ウッキウキでございます。

ご紹介先ですが、続きものということで、前話と同じ「魔人ブログ3周年&4周年連続手抜き記念企画お披露目会場」でさせていただきました。

よろしくお願いいたします。

ナイト不在のバースデーイブは0時を越えてすぐに、ナイト代理の娘さんたちが大活躍してくれましたから、明日準備も安心できます。←


では、明日の連続アップも楽しみにしてます。(∩*´ω`*∩)


  • 2015-12-24│21:37 |
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