[Edit]

恋しい夜 愛しい朝 1

キョーコStyleの続きでちょっとばかり、アメリカ生活の蓮さんのところに遊びに行くキョーコを書いてみたくなりました。
妄想です!あくまでも妄想ですから~!





(もうすぐ会える…。早く…会いたい。)

逸る気持ちは押さえがたく、ドキドキがとまらない。
フライトの間もなかなか寝付けなくて、目を閉じると浮かんでくるのは愛しい恋人の微笑む顔だけ…。

会えない時間が3ヶ月にもなると、もう我慢が出来なかった。
会いたくて会いたくて、もどかしくて、切なくて…。
今はスケジュールの調整も難しくなってきたキョーコだったが、何とか椹主任に掛け合ってようやく休みを貰うことができたのだった。

キョーコは飛行機を降りた瞬間、足早に到着ゲートへと向かった。



恋しい夜 愛しい朝 1



到着ロビーの自動ドアの向こうに、こちらの大柄な人の中でも目立つスタイルの男性が見える。

「キョーコ!こっち!こっちだよ!」

空港の到着ロビーに姿を現したキョーコに蓮が手を上げる。
ハリウッドデビューを果たしたセレブリティーな俳優の姿に、ちらちらと見る人も多かったが、日本ほど警戒しなくても良いらしく、蓮は明るい笑顔でキョーコを出迎えた。

「蓮さん!会いたかった!」

蓮の胸に飛び込んだキョーコを左腕で抱きかかえるようにして、強く抱きしめる。

「キョーコ…」

抱きしめる強さをそのままに、お互いを確かめるようにキスをする。
チュッ、チュッ…チュッ…



「おーい、蓮。キョーコちゃん。いくらアメリカでも、ここ、空港。」

キョーコを抱きしめたまま、敦賀蓮がじとりと社を見る。

「社さん…久しぶりなんですから、邪魔しないでくださいよ。」

「(おー、恐…) 久しぶりなのは分かるけどな、今にも押し倒しそうな勢いだぞ。」

「すみません、社さんにまで迎えに来ていただいて、ありがとうございます。」

「いいよ~、キョーコちゃん久しぶり!元気だった?また綺麗になったんじゃない?」

「ふふふ…ありがとうございます。おかげさまで元気ですよ?社さんはいかがですか?」

「何で、社さんが先なの?しかも綺麗って、口説いてるみたいに。」

「なんだよ?蓮。何、やきもち妬いてるんだよ。キョーコちゃんに関しては、ホントに器の小さい男だよなあ。」

「小さい男ですみませんね。」

ぷいっと横を向く蓮に、やれやれという感じで溜息をつく社

「キョーコちゃん、こいつねえ、こっちじゃ地が出るらしくて、ぜんぜんクールな敦賀蓮じゃないの。」

「そうなんですか?」

「そんなこと聞かなくて良いから、行くよ!」

キョーコと社は二人で見合わせて、「「はーい」」といって、蓮の後を付いて行った。


ーーーーー


ハイウェイを降りると、信号で停まるたびに、キョーコを引き寄せてはキスをする敦賀蓮。
日本ではありえない姿だ。
一応キョーコは、後部座席の社を気にしてセーブしてくれるのだが、社は一緒に迎えに行かなきゃよかったと一人ごちた。

着いたのは蓮の住んでいるロサンゼルス郊外の住宅。
ホテル滞在かと思いきや、小さな一戸建てを借りて住んでいた。
小さいとは言っても、セキュリティーも万全らしく、周りは塀に囲まれていて、敷地も狭いとはいえない。こちらの住宅事情はよくわからないキョーコでも、ここが高級住宅地であることは分かる。一体、ひと月いくらの物件だろうか?

「車を使うから、こっちのほうが便利なんだ。」

「食事とかどうしてるんですか?」

「社さんと一緒に食べたり、デリバリーしたり、ちょっとしたものは作って食べてるかな。」

キョーコの荷物を車から降ろしながら、説明する。

「社さんもこの近くにお住まいなんですか?」

「うん。俺はこの2区画向こうのアパート。近いんだよ。」

「そうなんですね。社さん、お食事はご一緒にいかがですか?」

( キラリん… )

「あー…嬉しいんだけどね、キョーコちゃん。今日はこれからちょっと寄る所があるんだ。だからお先に失礼するよ。だけど、今日の夕方からのパーティーには一緒に参加するから、よろしくね。」

蓮の早く二人きりになりたいオーラを感じた社は、そそくさと荷物を置いて出て行った。
ドアが閉まると同時に、背後から伸びてきた蓮の腕がキョーコの腰をがっちりとホールドし、もう片方の手はカチャリと鍵をかける。

「もうっ、蓮さんったら。社さん逃げちゃったじゃないですか!!」

「逃げちゃった…って。キョーコは俺と二人きりになりたくなかった?」

「…意地悪…。なりたいに決まってるじゃないですか。ずっと、会いたかったんですから…ふっ、ん」

キョーコの唇に蓮の唇が重なる。
愛おしい気持ちをぶつけるように、性急に次第に深くなる口づけ。
(会いたかった…)

無我夢中でお互いの熱を求める。
会えなかった3ヶ月間、夢の中では何度もキスした。
何度も何度も心が求めた。
ベッドルームまでは、もう待てそうにない。

「キョーコ…、ごめん、待てない…。今日は大丈夫?」

「ん…、大丈夫。このまま…して?」

3ヶ月ぶりの逢瀬に心臓は爆発しそうなほど逸り、心も身体も切なくて、”早く、早く”と急き立てる。
(嬉しい…会いたかった…)
求めて、求められて、
二人は一つになった。



(続く)



は~、ドキドキする…。
次は限定にしようか?どうしよう…?
関連記事
スポンサーサイト

Pagetop

Trackback

Comment

二人とも限界だったんですねー。

まあ、今は違う意味で限界を迎えてらっしゃいますが。
Ψ( ̄∇ ̄)Ψ

夕方のパーティの件も楽しみです。

僕の妻のは、少し長めな様ですので、また後日ゆっくり読ませていただきますね。
  • 2015-12-28│22:34 |
  • まじーん URL
  • [edit]

Post a comment

Secret

Pagetop


プロフィール

かばぷー

Author:かばぷー
ス/☆ビ大好き!
脳内妄想☆大暴走中
思いついた言葉を書き連ね
作品置き場にしています。

☆当サイトはリンクフリーではありません☆
ルールを守っておられる「ス/☆ビ」二/次サイト様、お付き合いあるマスター様と相互リンクさせていただいています。お手数ですがリンクを貼られる前に必ずご一報ください。尚、原作者様の作品画像やアニメ画像を無断掲載をされているサイト様からのリンク、多くのサイトを無断で紹介されているサイトは固くお断りさせていただきます。
(リンクはトップページにお願いいたします)

ようこそ

最新記事

リンクご案内

ちょび様
陽のうらうらと
ピコ様
sei様 風月様
popipi様
ちなぞ様 ぞうはな様