絵画と裸体と愛情欲求

こんばんは

性懲りもなくできたものをUP (^∇^)ノ
えへへへ・・・何となくキョコさんバージョンを。でも、限定ではないのです。
危ないのは三行ほどなので、ご勘弁くださいませ。
(これ、やばくない?って時はお知らせくださいね)

では、どうぞ~










(びっくり……した…)

新館の講義室の前を通りかかったのは、たまたま。
偶然その先にある近衛先生の研究室にレポートを提出に来ただけのこと。

まさか、そこの講義室から敦賀先生が出てくるなんてこと、思いもしなかった。

……けれど、

『やあ最上さん、偶然だね』

たったそれだけ

たったそれだけ声をかけられただけなのに、数日前に触れた胸板の感触が思い出されて、やけに煌びやかに微笑む敦賀先生の顔を正視できなくなった。

叫んでしまったことを後悔しても、後の祭り。

敦賀先生のあの、ぎょっとしたようなお顔を拝見して、その後から学生たちがわらわらと出てくるのを見て、自分が咄嗟に何を口走ったかを自己認識して酷く焦った。





絵画と裸体と愛情欲求






「あはははっ!!何よ、それ!」

後日、その噂が研究室にまで届いたらしく、モー子さんに叫び声の説明を求められた。

「だって……本当に、あの微笑みは凶器だったんだもん……。破廉恥すぎるんだもん…」
「凶器って…そりゃあ、あの容姿で微笑まれたら、女子はイチコロってよく聞くじゃない。」
「でしょ!だよね!凶器!アレは酷い!」
「酷くはないでしょ」

「むう…でも、本当に破廉恥な微笑みに見えたんだもん……」
「だからって、破廉恥が服着て歩いてる。はないでしょ?キョーコの叫び声、笑えるけど先生が気の毒すぎるわよ。」
「う……反省してます…」
「それに、破廉恥なのは敦賀先生じゃなくて、敦賀先生にまつわるキョーコの脳内妄想でしょ?」

「………」

「何よ。いろいろと妄想したのと違うの?」
「ちがっ!!??」

「違わないじゃない。だって敦賀先生、別に何もしてないじゃないの。服着て講義室からでてきただけ。破廉恥なのは、あ・ん・た!」

「~~~~~っっっ///!!」




奏江は面白そうに、笑うけれど……気付いてしまった。
いや、気付かされた?というべきか。

そう。破廉恥なのは、私の脳内で繰り広げられる敦賀先生のバーチャル3D映像。
もう、まともに敦賀先生の顔なんか見たら、あれやこれやこんな姿が脳裏に浮かんで赤面どころか、絶叫、悶絶モノ。

それに気がついてからは、余計に敦賀先生の顔が見られなくなった。

でも、描かなくちゃいけなくて………
描きたい気持ちも膨らみに膨らんでるのは事実で…

ある日のデッサンで、私は気が付いてしまった。
モデルになってくださっているはずの敦賀先生が、真っ直ぐに私を観察している。
その視線に篭った熱を。



―――― まともに目を合わせてはいけない


そんなの、分かってた。
もう、私は敦賀先生の瞳を真っ直ぐに見ることなんて出来ない。
いっそのこと、石像になれたらいいのに、残念ながら石にはなれない。
このまま見つめられたら、きっと私の中にムクムクと芽生えた破廉恥な欲望が見透かされてしまう。

敦賀先生の眼差しに飲み込まれそうで怖いのに、それなのに敦賀先生は、視線を合わせろなんていう。
無理に決まっているのに…もう、隠す事なんて出来ないに決まってる
必死でついた嘘も、無理やりそらした視線も、全部……熱に飲み込まれてしまった。



「せんせ…ッ…も、だめ……激し……っ」
「…蓮、名前…呼んで?」
「ンン…あっ!やあぁぁぁんっ…!!」


逞しい背中にすがり付いて、痺れるほどの快感に身を捩じらせて敦賀先生を全身で欲しいと思うなんて、やっぱり破廉恥なのは私のほう

敦賀先生の言葉は絶対ありえないのに、それでも、嬉しくて騙されたくなる。
一時の夢に、溺れて酔っていたくなる

身体を貫く熱い刺激と敦賀先生の甘い囁きに意識は朦朧となって、ただ、敦賀先生と繋がっていたかった……





ふと、目を醒ますと、私は敦賀先生の温かい胸の上にいる。

「ん……」
「大丈夫?」
「………はい…」

有り得ないくらいに眩しく微笑まれて、やっぱり目をそらす合間に、唇が優しく額に落ちる。
新しく準備してくださったらしいガーゼのケットと、敦賀先生の素肌がやけに心地よい。


「……心まで、裸にしなくたっていいのに……」


「ん?何だって?」
「何でもないです。」

「クス…聞こえてるよ?嬉しい事言ってくれるじゃない。」
「聞こえてるなら、聞き返さないで下さいよ。」

「うん、自分の感情、ようやく認めた?」
「認めたくないですけど…」

「そう?いい傾向だね。ねえ、ちょっと、彫ってもいい?」
「……どうぞ…」

肌を合わせる事が何度目かになった今でも、敦賀先生は嬉しそうに私の肌を撫でては、石にそれを刻み込んでいく。

石が私に変化していくのを見るのは凄く不思議な気持ち

こんな表情をしているのか
こんな曲線を描いているのか

自分では観ることの出来ない自分を見るのは、やっぱり凄く不思議
敦賀先生から見える自分はこんなふうなんだと、照れくさくもある。


ずっと見つめられるのは、正直まだ慣れなくて、たくさん撫でられて、感覚も感情も麻痺していくのが怖い。
そこにある愛情が、この場限りである事を忘れそうで怖い。

多くを望んではいけないけれど、ずっとこうやって、側にいたい。
敦賀先生を描きたいと思うし、敦賀先生に撫でられて…もしできることなら、もうしばらくの間、先生の側にいられたらいいと思う。

敦賀先生の特別には、一生なれないかもしれないけれど…



ねえ、敦賀先生。

先生が好きです。
それは、もう認めます。
先生の顔がまともに見られないくらい、先生が好きです。

だからもう少しだけ触れていても、いいですか?
もう少しだけ…こうやって側にいてもいいですか?
出来ればあと少しだけ、抱きしめてもらいたいのですが…そんなわがままを言っても、いいですか?

もし、本当にあなたが欲しいと言ったなら……あなたを私に下さいますか?






(絵画と裸体と愛情欲求 END)







ひょー!!敦賀先生、まずいですよ!キョコさんには、あなたの愛情が上手く伝わってませんでした!!…って、呆れるほどの両片思いをどうにかしてください。(何でこんなの書いちゃったんだろう…?)
とりあえず、ダッシュで逃げます!!!
(゚⊿゚)シラネ
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